『営業は3年でやめなさい!』甲斐輝彦
最後に、この本に書かれている、成長するためのワークをまとめておきます。
◎プラス思考になるためのワーク(p60)
「今うまくいっていること」を5つ書き出して、それを毎日確認する。
「今自分が幸せを感じられる時」と5つ書き出して、その中のいくつかを一週間のどこかで行う。
◎幸せの優先順位を作る(p73)
・優先順位は?
・何がうまくいったら楽しいの?
・何をやっているときが幸せなの?
◎少しの「競争優位性」(p79)
1.あいさつができる
2.約束を守る
3.元気
◎さらに(p80)
・地味な仕事の積み重ねができる忍耐力
・お客様から怒られても復活が速いというストレス耐性
・何よりも、お金儲けを継続して出来るか
◎新聞を読む(p80)
◎信用される技術(p99)
「ある本に書いてあった言葉ですが、
「金をなくしても、何も失わない。誇りをなくせば、多くを失う。勇気をなくせば、すべてを失う」のだそうです。
確かに、すべての行動の前には必ず勇気が存在します。
では、勇気はどこから出てくるのでしょうか?私は自信だと考えています。
では、自信はどこから出てくるのでしょうか?私は経験だと考えています。
では、経験はどこから出てくるのでしょうか?私は行動だと考えています。」
「強い人間はこれを理解していて、実践しているので強いのです。
通常、強い人間とは自信のある人間を指します。しかし、「自信」とは上記サイクルの中の一つの状態に過ぎないので、常に回転し続ける(勇気→行動→経験→自信→勇気)ことでしか維持できません。どんな強い人でも、変化し続けることでしか強くい続けられないのです。(中略)
あなたの問題部分は、誰かがわかるわけでも決めることでもありません。答えを知っているのはあなただけであり、改善する権利があるのもあなただけです。強い人間になりたいのであれば、今すぐ思い当たるところから直して行きましょう。」
◎近江商人「商売の十訓」(p106-107)
1 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
2 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
3 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
4 資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
5 無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
6 良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
7 紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないときは笑顔を景品にせよ
8 正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
9 今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
10 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
◎「普通の人」(p114)
・されたら嫌なことは他人にしない
・されたら嬉しいことを他人にする
・約束は守る
・恩は返す
・感謝の念を忘れない
◎「頼られる人」(p116-117)
・非常に高い柔軟性 =胆力
・組織運営のコンセプト =勝ちパターンが示せること
・最終的には責任を取るという気概
>行動基準を決めると胆力がつく・・・家庭、仕事、健康、趣味、社会貢献
>組織の個々の人材の特質を把握しており、一丸になったときの能力も把握している。
>競争優位性を把握。同時に足りない部分も把握しており、未来が描ける。
◎「大物になる運」(p130)
「自分の人生が変わってしまうような人に出会う運」
・・・「基本的に人生は思い通りになる」「この世は自分が思ったことが形になるようにできている」と思う。
・・・リアクションをはっきり出すと、出世する。(今、楽しいのか、つまらないのか、うれしいのか、その人を見て感情がわかるような人に、人が集まってきます)
◎「何でも教えてあげようという人、それを素直に聞く人」になる(p148)
◎「この人について行きたい」と思わせる人になる
1.何のために生まれてきたのかを決める
2.いつまでに何をやりたいかという人生設計を決める
3.以上を日々確認し、今はどの位置にいるかを日々省みる
◎天才といわれる2つの能力(p164)
「存在自体が社会貢献」「天才的センスに基づく行動」の2つ
1.人生は有限であることを実感している
2.地球が丸いことを実感している
3.自分の能力を、「自分の能力である」と認めていない。
◎延々と実践し続ける(p170)
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