ストローを使った呼吸の訓練法が載っていたので紹介する。
やり方は、ストローを咥えて口で「吐き」、鼻で「吸う」。
一日に三分続ける。
ストロー呼吸で鍛えられるのは「胸式呼吸」。
空気を「吐く」のが難しいように、負荷としてストローを使う。
体の老廃物の出口は、尿や便、汗のイメージが強いと思う。
けれど実は呼吸、中でも息を吐くこと、吐く息の中にも老廃物が含まれている。
口のにおいといえば、口臭のイメージで、胃が悪いんだろうとかそういう話になると思うが、その何分の一かは肺の匂いかもしれない。
東洋医学的にいえば、肺は「貯痰の器」。
肺に老廃物がたまりますよ、というのは、随分前から東洋医学が強く言っていたことだ。
呼気に良くないものが入っているということを、私たちはもう少し意識していても良い。
一生懸命息を吐いて、悪いものを出してしまおう。
(参考)
『日本人の身体能力を高める「和の所作」』より
#呼吸
#呼吸の訓練法
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