疲労をはかる「ものさし」

先日、非常に面白い話を聞いたので、それをシェアします。

 

「ものさし」・・・生物に使うものさしに、バイオマーカーと言うものがある。

例えば痛み。例えば疲労。

それをものさしで計れれば、Aさんの今の疲労(痛み)とBさんの今の疲労(痛み)を比較できる。

しかし今までそんな「ものさし」がなかった。

「疲労感」を、「昨日の疲労感を10としたら、今日の疲労感はどれくらいですか?」と、比較することはできたけれど、それはAさんの昨日と、Aさんの今日みたいに、同一人物の疲労感しか比較できない。

 

AさんとBさんを比較することはできないし、Aさんの昨日と、Bさんの一週間前なんかもっと不可能だし。

 

それをきっかり計れるとしたらどうだろう?

 

痛みのバイオスケール(ものさし)ができれば、その製品には軽く一兆円の価値があると言われていた。

 

っていうのも、創薬(薬を新規開発すること)には一つ10億円からそれ以上かかる。

 

それが十分の一とか百分の一の予算で開発できるようになるから、痛みのバイオスケールが開発できたら、それは一兆円以上の価値があると言われていた。(どうもファイザーが研究中らしい)

 

で、「疲労」に話を戻す。

 

疲労にもバイオマーカー(ものさし)が出来たら良いよねと思いついた人がいた。

そして実際それを開発してした。

 

色んなものがバイオマーカーの候補に挙がったが、昨日その話をしてくれた人が言うには、帯状疱疹とか口唇ヘルペスとかのヘルペスウィルスを使ったマーカーが出来あがったらしい。

 

今は一回検査するのに二万円くらいかかる検査キットだが、オリンピックまでにはこれを千円くらいで売れるようにして、選手のオーバーワークを予防したり、身近で私たちの役に立ってくれるようにする計画だという。

 

こういった話がもう少し続く。

 

 

 

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