天才の心理学

ドクター梶本の話を聞いて、余りに面白かったので何度かにわけてシェアしてきたけれど、ドクターの話を聞きながら・・・というより、ドクターの体型を見ていて思ったことがある。

 

それは、随分前に二回読んだきりの本、クレッチャマーの『天才の心理学』だ。

 

クレッチャマーと書いたり、クレッチマーと書いたり、はたまたクレッチュマーと書いたり、色んな表記が出てくるが、同一人物だろう。

エルンスト・クレッチマー

 

クレッチマーは、性格とその人の体格、体型にはかかわりがあると考えた。

グーグル先生によると、

  • 細長型 – 分裂気質。静か、控えめ、真面目。(敏感性と鈍感性)
  • 肥満型 – 躁うつ気質(循環気質)。社交的、親切、温厚。
  • 闘士型(筋骨型) – 粘着気質。きちょうめん、熱中しやすい、頑固、興奮しやすい。

 

私が読んだ本にも同じことが書いてあったようだ。

肥満型、躁うつ気質、循環気質と言われるタイプに、梶本先生は一致しているような気がする。

うろ覚えで恐縮だが、このタイプは非常に多作で、また躁状態か、うつ状態かで、生産性やらなんやらが変わる。

 

どんな頭が良い人であっても、うつ状態のときは生産性が上がらない。

だから気分屋でムラがあると誤解され、親がきっちりしているタイプであればあるほど、理解されず、「なまけもの」とか言われて辛い目にもあっていたりする。

 

循環気質の天才の例でよくあげられるのが、ゲーテ。

まさに躁うつ病だったのだろう、うつ状態のときは何年も作品を発表できなかったりする。

 

躁うつ気質に循環気質とかっこ書きがついているのは、車輪が回るように、良いとき、悪いときがクルクル回転している様を表している。

 

性格に社交的とあるが、まさに社交的で快楽主義で、グルメであることも多い。

 

と、こんな記事を書いているのは、話したことがあるわけでもない、梶本先生におべんちゃらを言いたいがためでなく、昔本で読んだ類型にそのまんま当てはまる例を目にして個人的に感動しているだけ。

 

肥満タイプはこれで一人、実物を見たことになるので、あとは細長型と闘士型の実物をこの目で見てみたい。

 

 

そう、私は、高校時代、フロイトを読んだと自慢してきた友人に対抗して、ユングを読もうとして(ユングはめっちゃ悪文で有名とは知らず)挫折し、クレッチャマーのこの本を読んで、それ以来パトグラフィー(病跡学)というものに興味を持ってきた。

 

あんまりおおっぴらにしても仕方のない趣味なので、誰にも話してこなかったが、めっちゃ・・・興味あるんですよ。

 

 

細長型と闘士型・・・死ぬまでになんとしても実物を見てみたい。

誰か紹介して下さい。

 

 

 

 

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