鍼灸師という職業柄か、健康維持に何をしていますか?という質問をよく受けます。
わたしは下手の横好きで、今までいろんなことに挑戦しては、ときに挫折、ときに飽き…
やってみて、あーこれはあかんわ、と思ったこともあり。
でもまぁ、色んなことを挑戦するだけは挑戦してきました。
人によって、また年齢によって、合う、合わないもあると思いますが…という前提で話します。
「話し方の学校」で知り合った「あーちゃん」というピラティスインストラクターさんに勧められ、彼女は名古屋に住んでいるのですが、大阪の系列のピラティスグループのYさんというインストラクターさんがすごいという話で、私も体験しにいってきました。
あーちゃんが言うには、ピラティスには、二つあり、一つはマシンを使うもの。一つはマシンを使わないもの。
私はピラティスはまったく経験がなく、ただ昔渡辺満里奈さんが「ピラティス」の本を出していたので、それをパラ見したことがありました。
それによると、ピラティスというのは、もともとリハビリテーションとして始まったそうです。
ピラティスは戦争で負傷した人、骨折したりして、長期に使ってなかった筋肉の力を取り戻させるのに良い。
筋肉に指令を与えるのは、脳と神経ですが、たとえば、ふとももを持ち上げるという動き。
これなど、本来はインナーマッスルである大腰筋の仕事。
けれど間違った体の使い方をしている人がおおく、そういう人は大腰筋ではなく、大腿四頭筋というアウターマッスルを使ってしまっている。
インナーマッスルを使えばやすやすと、疲れずにできる動きが、アウターマッスルを使うとすごく無駄に疲れる上、外によろいのような筋肉がついて、動きを制限するようになる。
ピラティスはアウターマッスルを鍛える筋トレではなく、インナーマッスルと脳をつなぐ神経を鍛えることに特化している・・・私の中のピラティスはそういうものでした。
アウターマッスルをつけることにはさほど興味がないわたし。
また、「正しい動き」とはどのようなものかにも興味がありました。
けれど当時は福岡の、しかもひっこんだところに暮らしていたため、身近にピラティスを習えるところがありませんでした。
そしてあーちゃんに聞いたところ、マシンを使うピラティスと、マシンを使わないピラティスでは、できることが段違いらしいのです。
(つづく)
コメントを残す