#NPO
私の2018年は、NPO法人を中心に回るかもしれない。
【なぜ、どんな、どういうことを】
私の友達にくるみさん(通称)という、病院に勤める言語聴覚士がいる。
一年くらい前からくるみさんは、ある患者さんのことをしきりと話していた。
Sさんというその患者さんは、前は会社の社長さんだった。そのSさんが書いていた手記を出版したい!と熱く語っていた。
出版のために、今時流行りの #クラウドファンディング をやろうと言っていたときは、自費出版でぺらぺらなのを刷るという考えだった。
Sさんの手記に、くるみさんが解説をつけ、言語聴覚士になろうとする専門学校生に役立つ参考書的なものを作りたいという。
それがNPOを作るというところまで進んでしまったのは、一つはくるみさんにそもそも人脈が備わっていたから。
病院勤務の勤め人ST(言語聴覚士)というだけでない人脈の源泉は、「くるみ亭」というくるみさんがしてきた、料理付きのセミナー会場。
勝間和代さんの勝間塾というオンラインサロンがあって、私もそのメール会員なのだが、くるみさんは正会員で、毎月勝間さんがウェブで開催する定期セミナーの会場として自宅を解放していたり。
くるみさんは料理が趣味で、20人分の料理を苦もなく作れる。
前日に仕込みをして、週末には人をもてなしてきた。
それも仕事を人並み以上にこなし、部署の主任として職場の信頼を得ながら。
くるみさんが本を出版したいからクラファンやる!と言い出したら、私も手伝う!と手を挙げる人が何人もいたのだ。
普通に仕事して、ただ生きていければ良いやという人は、勝間塾には入らない。
人生をもっと良く出来ないか?
そう考える人が多い。
くるみさんも「もっと良く」と考えてしまうタイプだったから、
「本を出版するだけで良いのか?」
本を出版しても、それは元々高次脳機能障害のことをよーく知ってる学生の参考程度にしかならない。
でも世間には、高次脳機能障害という「人生のワナ」のことをなーんも知らない人たちがゴマンといるし、すでに苦しんでいて、誰にも助けを求められずに困ってる人もいるんだぞ?
というココロの声が湧いてきたら、もう抑えられなかった。
(つづく)
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