閑話休題 あけましておめでとうございます

旧年中はお引き立てをたまわりありがとうございました。

本年もどうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

私の人生最大の幸運のひとつは、鍼灸師の師匠に出会えたことだろう。

わたしは恵まれている。

恵まれすぎてて、どう恵まれてるか、下手に書けないほどだ。

これについて話せるようになるのはいつだろう?と考える。

何年かして、自分が売り上げや患者さんの数などで、一人前になった証を語れるようになってから、やっとその話は書けるようになると思う。

お金とか数字の話などで自分の価値を語ろうだなんて品が悪いが、本当のところ、人はそういうところを見ているものだから。

 

今日のテーマ、そして2018年のテーマは「信用」。

 

さて。

駆け出し自営業者というのは、信用力が弱い。

 

社会的信用はゼロに近いと思う。

貯金がそれなりにあっても、配偶者なし、女性、自営業者(もっというと鍼灸師)というのはなかなかに肩身が狭い。

 

いい加減な私でも堪えることがそこそこある。

 

これから鍼灸師になりたい人も、会社を辞めて起業を考えている人も少なくないご時世だから(ほんまに驚くことに、鍼灸師になりたいという人も案外いる)、誰かが正直に等身大を書いておくことも、いずれ必要になると思う。

 

NPO法人を立ち上げるが、私の信用預金・・・ゼロ。これが現状だ。

 

(キンコン西野さんが『革命のファンファーレ』やその前の『魔法のコンパス』で強く訴えていることだ。これからの時代は「信用」がキャッシュより大事なくらいになる。情報社会というのは「信用」が丸裸にされる世界ということだ。ネットとかかわる限り、360度評価にさらされ続けることになる。まだその緒に就いたばかりでもあり、たぶん年齢が上にいけばいくほど、その実感は薄いと思う。私も結構良い年なので、まだその辺が十分わかってないのだが)

 

私の信用預金は、ゼロに近い。

 

大阪に地縁・血縁がゼロのくせに開業を決めた。(そこから見通しが甘いと言われるところだろう。経営者としての評価はマイナスだが、経営という以外に重要な動機があったことだけは言っておきたい)

 

ほそぼそ三年計画で開業しているから、開業一年半のこの状態は想定内なのだが、私が唯一心配していることがある。

 

私の頼りなさでNPOの足を引っ張りたくない。

 

じゃあ、黙っとけばと言われそうだが、それもしないでこうして書いているのは、鍼灸師という職業を選んだ理由と高次脳機能障害のNPOに参画することとが、私という人間そのものと紐づけが強すぎるから。

 

鍼灸院が軌道に乗ってからNPOの話が出てくれれば、「美談」にでもできたかもしれないけれど、今現状のまだまだあかんタイミングで話が来てしまったからには仕方ない。

 

これは自分がやらなければいけない仕事!と思うからやる。

 

とまぁ・・・ね。

 

結果しか評価されないのだから、今ここでこう鼻息を荒くしても仕方ないのだが、私のものの考え方が現れると思うので、よろしければこんな閑話ばかりのブログにお付き合いください。

 

 

 

2018年 元旦

 

 

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