最近、りえ先生という獣医さんがお書きになられたfacebook記事が素晴らしく、シェアさせて下さい!とお願いしてしまいました。
ペットを飼っていない私。
だからこそ抱えていた誤解がありました。
ペットに服着せてる人を…飼い主エゴ丸出し…と思っていたのです。
心から反省します。
口に出したことはないから、お詫びするのは変なのですが、心の中で顔をしかめていたことを後ろめたく感じています。
私はペットを飼っている人が嫌いでした。
頭では、分かっているのです。
私の幼馴染の一人は飼っていたイヌを甲斐甲斐しく面倒を見ていました。
亡くなったお父さんと、ペットとの思い出が彼女の人生の宝物だと、私は知っています。
鍼灸師仲間のユリさんは、ネコちゃんを大切にしています。糖尿のためにインシュリン注射に連れて行くからと、在学中何度も学校終わり、友達とくっちゃべらずに家に帰っていく後ろ姿、何度見送ったでしょう。
ユリさんは献身的というより、そういうとき毅然として格好良い。
私がペットの飼い主に感じていたもやもやが決定的に変わったのは、ユリさんでした。
もう一人、やはり同じ鍼灸師仲間。
彼女は在学中仕事先(鍼灸専門学校は、働きながら通う人が多い)から夜中に帰宅するとき保護したネコをNTRと言って、自腹で不妊手術受けさせていました。
シングルマザーである彼女にとってその出費は大変な痛手だったはず。私は彼女よりえ経済的に楽なご身分でしたが、その真似は出来ません。
自分の飼い猫でもない、責任もないのに、そのネコのために、ネコの未来のためにNTRする彼女には頭が下がります。
(私はNTRに賛成です)
友人たちのペットへの優しさを繰り返し上書きしてもらったおかげで薄れましたが、私はペットの飼い主になかなか抜き去ることの出来ない嫌悪感…を持っていました。
(つづく)
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