鍼灸治療を受けてみたいなと思った時-2

鍼灸治療は、できるだけ発症して早いうちの方がよく効きます。

西洋医学と問題なく併用できます。

発症してすぐが大事な疾患としては、顔面神経麻痺や、顔面痙攣、難聴などがあります。

手術しても治らなかった場合、鍼灸治療してもはかばかしくないことが多いようです。

鍼灸の治療効果は、その人の回復力と予算の兼ね合いもあると思います。

経済的負担の軽い自宅療養法として、自分でお灸をすえるというのがあります。

「灸点を下ろす」といって、鍼灸師がその方に最適なツボに印をつけてくれます。

お灸は地味なようですが、根気よくすえて下さい。一年据え続けらと、高齢者なのに冷え性が治ったという話、シビレが軽くなったという話をよく聞きます。

次に治療回数ですが、患者さんの疾患や回復力次第です。

劇的に一回で治る話が受けますが、そんな奇跡を期待するものでは無いと思います。

ご本人が最初に何回来るか決めて、その回数でピンと来るものがなかったら、およしになったら良いと思います。

ただ、一回で止めるのは、勿体ないです。

患者さんの体力や体質を見極めるのに、どんな鍼灸師も数回は治療してみることが必要です。

「治療の過誤」というか言葉があります。

「誤」は分かるけど、「過」ってなんだろう?、って思いませんか。

「過」というのは、きつすぎる治療という意味です。

その治療法は正しい。けれど分量を誤ると効果が出ない。少ない分にはそれで良いのですが、過ぎる分には害になります。

だから、「過誤」です。

鍼灸師は「誤」も恐れますが、「過」も恐れます。

やり過ぎるくらいなら、「なんだ、鍼灸なんてのはこんなもんか」と思われたとしても、足りないくらいに留めようとします。

患者さんを守るためです。

先程、一回で止めるのは勿体ないと言ったのは、そういうことです。

その鍼灸師は良心的だからです。

でも、相性もあるし、予算にも時間にも限りがありますので、相性を見極めるまでの回数はせいぜい3回くらいと思います。

あんまり高額なとこは、お試しすんのもシンドイですしね。

最後に施術前後の注意。

寝不足、深酒等はやめておいて下さい。

お風呂は、治療内容にもよりますが、直後と長湯はやめといて欲しいです。

何時間か置いて入浴、それも普段より短めに。

あと、公衆浴場はやめといて下さい。

消化に優しい食べ物を腹八分目に食べ、早くお布団に入るようにして下さい。

治療した日は、ほんまよう眠れます。勿体ないから寝てください。

昼寝もオススメします。

疲れがよく取れるようになります。

健康維持増進に、一番役立つ医療だと思います。

通常、西洋医学の治療を受けても「健康増進」ってことは、考えにくい気がします。

免疫力、回復力を伸ばすことを鍼灸師は一番考えます。

薬で菌を殺すことは大切ですが、身体が自分の免疫力で菌を跳ね返せるなら、それに越したことはありませんから。

西洋医学と、東洋医学、どちらか一つではなく、それぞれの長所を知って、上手に利用してください。

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