勝間和代さんのメルマガを読んでいます。
メルマガは、7回で1つのテーマについて話すというスタイルで、毎朝届くのですが、昨日からのメール7回は「運」がテーマになっています。
※毎回かなりの文字数、しかも毎日届くので、月に本一冊以上。これで月1000円てのは安いですね。
今回のメルマガ、運はリスクを取った人のところに来る、という視点がとても面白いです。
考えてみれば、それって当たり前…
当たり前なんです!
まず、リスクを取るって言うけど、それ具体的にどう言う意味?と思った方は正しいです。
たとえば、カッコ良いつもりでワルいグループに入る…
これは、リスクとリターンを把握できてない中学生だからやる失敗。
こんなリスク取っても、運が良くならないのは…大人には明白なこと。
どんなリスクでも、リスクを取れば運が良くなるわけではないので、リスクを礼賛してはいけない!
ただ、投資をしなくてはリターンもない!ということを、肌感覚で分かってないと、運を良くすることも出来ないのです。
勝間さんはリチャード・ワイズマンという人の言葉を引いています。
『運が良くなる人の特徴の1つとして「虫の知らせを見逃さない」』
何をやるにしても、逆にやらないと決めても、そこにはチャンスまたは、逸失利益のどちらかがあります。
運が良い人とは、結局
勘が良い人
なのです。
そういう人は、あるとき突然勘が良くなるのではなく、普段から勘を鍛えているのです。
自分が犯せるリスクの最大値を把握して、そのサイズ内でできるリスクを取っている。
それには余りにスラック[余裕]がない生き方をしていたら無理なのです。
その余裕は、金銭的なものが大きいですが、むしろ心の余裕が大きいでしょう。なぜならリスクを取った経験の乏しい人は、慣れていない故にリスクのサイズを見誤りがちだからです。
これは私の個人の意見ですが、リスクにはパターンのようなものがあり、雲行きが怪しいなと思ったら、即損切りが正しいのです。
それはほかのもっとスラックの大きい人には許容範囲でも、少なくとも私のスラックを超えてきているのですから、私は引くべきなのです。
リスクを取ることは、そういう風に経験の回を重ねると、「危険を避けられる」という意味で運の良さに繋がります。
そして、逸失利益。これを見抜く力が、利益を見込めるものを積極的に取りに行けるという意味で、運に繋がるのです。
リスクを取ることが、危険を避けるマイナスの運なら、逸失利益の判断は、プラスの運の良さに繋がります。
フリーライダー。
まったくリスクを取らずに蜜だけ欲しがる、勘が磨かれようのない人です。
スラックゼロでも出来るので、気楽にこの立場になろうとする人は…ドーナツや吉牛の列に並びます。
投資しなれていないから、「時間を無駄にしている」つまり、時間という利益を逸失していることが分かっていないのです。
1時間並んだら、1時間の時給が飛んでいくのに。
雇われて働いている人は、自分の時間価値が分からなかったら、とりあえず2500円だと思っていたら良いと思います。
たとえ、時給960円で働いていたとしてもです。
あ、もちろんもっと稼いでる!って人は正しい数値でやってくださいね。自分の時間価値を考えたことがない人は取り敢えずという話なので。
ほとんどの無料サービスは、2500円も価値がないと思います。
バイトも、そんな額ではないと思います。
でもそれくらいの価値だと思っていれば、ドーナツや吉牛に並ぶことはなくなると思います。
さて、最後に、投資適格なリスクを上げて終わります。これも勝間さんのメルマガから。
・どんどん人と会ってみる
・新しい商品を買ってみる
・興味のあるセミナーに出席してみる
・転職エージェントや人材紹介会社に登録してみる
・自分が本で読んで感銘したことを実践したり、人に話してみる
・自分がどんなに小さくても良いので新しい事業を起こしてみる
・自分で人を集めてセミナーや講演会を開いてみる
・金融商品や投資商品を買ってみる
・小さくても良いので不動産投資をしてみる
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