TOCfE Boot Camp -2

「ブランチ」の基本形について、まだいくつかあるので、それを見て行きたいが、その前に。

この図の読み方を紹介したい。

この図は、音読してこそ意味があるという書いたのに、読み方を書いてなかった。

この図は、

もし“A”ならば、結果として“B”

と読む。

もし「猫が魚を盗んで逃げた」ならば、「サザエさんは裸足で追いかける」

もし「ドラえもんが未来からやって来なかった」ならば、「のび太はジャイ子と結婚」

このように使う。

サザエさんが猫を裸足で追いかけるとしても、それは決して彼女の趣味ではなく、猫が魚を盗んで逃げたから…

いや、果たしてそうだろうか?他の要因はないのか?

というわけで、さらに入り組んだブランチの作り方を紹介したい。

この「ブランチ」をもう一度復習も兼ねて読んでみたい。

もし「猫が魚を盗んで逃げた」ならば、「サザエさんは裸足で追いかける」

このブランチ、音読したとき違和感を感じないだろうか?たとえば、

通常、あなたは、猫が魚を盗んで逃げたなら、裸足で追いかけるだろうか?

だから、このブランチはなにか引っかかるものをはらんでいる。

そこで、私はこのようにブランチを変えた。

私は猫を追いかけることは、多分ない。

なぜなら私は落ち着きのある性格だからして!!(え?)

というわけで、猫を裸足で追いかけたサザエさんには独特のパーソナリティがあるからだと考えた。

「猫を裸足で追いかける」には、「猫が魚を盗んだ」という条件だけでは足りない。もう一つ「サザエさんがそそっかしい性格だから」という条件が必須。

このように、複数の条件が必要な場合、「バナナで矢印をくくる」という、ブランチのルールがある。

…バナナって、なんじゃそりゃ。

バナナは、バナナ。

実物はこう。

バナナというより、グレーっぽい天使の輪っかだが、これはバナナである。

原因(条件)に当たる箱が複数あって、それがどっちも必要条件であるなら、このようにバナナで矢印をくくるのだ。

このバナナの読み方はふた通りある。

(1)もしAかつ、もしBならば、結果としてC

(2)もしAならば結果としてC、なぜならばB

しかし、図としては同じである。

Bは単にAと等しい条件の一つでもありうるし、Aの理由づけでもありうる。

しかしどちらであっても構わない。AとBがあって、初めてCという条件が成立するなら、バナナで囲むのだ。

この程度の説明じゃ「で?」と言われるのがオチなので、つづく。

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