五十肩を専門にしてる整体の先生が、五十肩の治療回数は最低15回と書いていたことがあります。
ありふれた疾患と思われますが、ありふれてるのと、簡単なのは一致しない!という典型。
五十肩、正体は、肩関節の石灰沈着
ひどいと夜中痛くて眠れないし、肩は上にも横にも上がらない。
石灰というモノが肩を固めてるわけですから、まずその石灰を「上手に」取り除いていくことが大切。
乱暴にやっちゃうと腱や神経、筋肉を痛めちゃうってのは分かると思うんです。
力づく、ってのは相当痛いです。
昔はあったそうです。
「鉄棒にぶら下がる」治療法とか。
鍼はその点細さと柔軟性がウリですので、ダメージを最小にして、身体の正常な部分を傷つけにくいと思います。
太い鍼でせっかちにやらなければ、です。
「もっと早く治してよ」と患者さんにせっつかれても、負けない精神力がいります…。これが治療していて1番辛い…。
石灰化したとこは取りながら、あとは筋肉の血流改善で「流す」というのが治療イメージです。
なんてか、普通でしょ?
普通なんです。
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