今日はひさびさに谷町四丁目の町屋レンタルスペース刻家さんにお邪魔して、ノエルのケーキつくり講座を受講してきました。
しっとりとしたチョコレート生地には、小麦粉はまったく使っておりません。
【米粉】
アレルギーが心配だから米粉を使ってみたいな、と思っていても
実際にどう使えばよいの?
と、わたしも思ってました。
今日の講座で教えてもらいましたが、完全に小麦粉と同じ量で良いようです。
むしろ、アレルギーの点以外でも、米粉のほうがメリットが大きいところがあります。
米粉は、小麦粉と違って、混ぜたりするとき事前に振るって置いたりしなくても、ダマにならないとか。
味も大して違いはないなと私は感じました。
ケーキを作るのなら、これからは米粉で十分。
むしろ米粉のほうが楽ちんそうです。
このケーキのレシピ、行ってみましょう。
【フォレノワール】
黒い森だか・・・単純に訳すとそんな感じだそうです。
ドイツ語ではシュバルツバルト・・・。辻調のサイトによりますと、ドイツ南西部のシュバルツバルトにちなんだケーキだそうです。
サイズは5号の型を用意してください。
内側に紙を張って。
・ココア 20g
・米粉 7.5g
・チョコレート 50g
・卵 四つ
・粗糖 20gと35g
・生クリーム 100g
・粗糖 7g
・チェリーのコンポート
(1)チェリーのコンポートは前日までに仕込んでおく。
清潔な瓶(煮沸したもの)を用意。
アメリカンチェリー 適当に。⇒種を抜いておく
リキュール…ラム、ブランデー、キルシュ、グランマニエ、コアントローなど。
【チェリーのコンポートの作り方】
(作り方1)長期保存できるように作る場合
瓶に種を抜いたアメリカンチェリーを入れ、リキュールをひたひたになるくらいまで注いで数日保存。
(作り方2)アルコールは弱めで作りたい場合。1週間くらいで使い切ること。
種を抜いたアメリカンチェリーを鍋に入れ、ひたひたの水にチェリーの質量の40%の粗糖を加え、15分から20分ほど炊く。
火を止め、チェリーの量の10%のリキュールを混ぜてから保存。(この場合ももちろん煮沸した清潔な瓶に保存)
【スポンジを作る】
オーブンを170度で30分予熱する。
お湯を用意し、細かく刻んだチョコレートを湯煎しておきます。(あんま温度をあげると分離するのでほどほどに)
卵を卵黄と卵白にわける。
このとき卵を割って、手のひらに卵黄を受けるときれいに分けられる。
卵白は冷蔵庫。
まずは卵黄をボールに入れ、軽く混ぜてから粗糖20gを加え、これをブランシールといって、色が白っぽくなるまでしっかり混ぜる。
冷蔵庫から卵白を出し、メレンゲを作る。
夏場であれば、氷水でボウルを冷やしながら。
卵白に3回に分けて粗糖35gを加えながら混ぜ、しっかりメレンゲの角を立てる。
*これもコツだが、メレンゲの角が立つまでは機械の泡だて器でやるが、仕上げは手で混ぜる泡だて器に持ち替えて、20回~くらい混ぜて仕上げると、メレンゲがなめらかになる。
このメレンゲの質によって、スポンジの出来上がりが変わる。
*絶対気を付けてほしいことは、メレンゲを泡立てるとき、泡だて器もボウルも清潔で水気のない状態にしておくこと。混ぜ物があると、メレンゲができないらしい。
こっから先は手早さと加減が重要になるのだが、
メレンゲまでが準備できたら、また卵黄のボウルに戻り、これに湯煎しておいたチョコレートを混ぜる。
チョコレートはすぐ固まるので、卵黄に混ぜたら即座に、マーブル模様ができるくらいゴムベラ等で混ぜる。
次はメレンゲ。
黄色と茶色のマーブル模様にメレンゲを2-3回に分けて入れ、また混ぜる。
先に用意していたココアと米粉を、これも2-3回に分けて入れ、最後はきれいに混ぜる。
混ざったものを型に入れる。
オーブンの予熱が終わることと思うので、予熱が完了したら30分焼く。
できあがったら粗熱をとる。
チェリーのコンポートの水気を切る。
生クリーム100gに粗糖7gを入れ、混ぜる。
*このとき、ちょっとしっかりめ(中にサンドする用)と気持ち柔らかめ(上に載せる用)に分けるのがコツといえばコツ。(別に一緒でも構わない)
ちなみに生クリーム100gに粗糖7gというのは、かなりあっさりめの味なので、これ以上粗糖を減らす必要はないかもしれない。
粗熱がとれたスポンジを横に真っ二つに切る。
中にどぷっとたっぷり生クリームを挟んで、チェリーを敷き詰め、さらに生クリームをかぶせてサンドする。
スポンジで挟んで、今度はスポンジの上に生クリームを乗せる(これがややゆるく作った方の生クリームでと書いたやつ)
生クリームにココアパウダー(別量)を茶こしでふるい、残ったチェリーを飾る。
今回はさらにハーブを飾った。
すごく美味しい♥
作った人それぞれの個性で、同じ材料でもちょっと違った飾りつけ。
どれが美味しそう?
*写真のケーキには講師の先生がおまけで用意してくれた、キャラメリゼしたナッツも載っています。
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