養生の鍼(はり)-2

おっしょさんは、鍼が大嫌いだと書きましたが、

 

鍼が大嫌いだけど、鍼を効かないと思ってるわけではありません。

 

先日、おっしょさんはお母さんを連れて、二人で海外へ旅行へ行きました。

 

おっしょさんの鍼灸院は、三日も四日も院を閉めてしまうと、開けたた途端どばーーーっと患者さんが押し寄せて大変なことになります。

 

しかもただでさえ忙しい十二月です。

 

おっしょさんの患者さんといえば、六十年前に夫婦で大阪に出てきて割烹の店を始めて以来、ほとんど休まず店に立ち続けてきた大将と女将さんなど、自営でものすごく働いてるかたが多いです。

 

年末年始、絶対体調を崩すわけには行かないと、怖いくらい気合が入っている方が多いので、師匠もめったに休むことはないんです。

 

それがお母さんのたってのお願いで数日院を閉めてしまった・・・

 

帰国後すぐに院を開けて、その日の患者さんが25人だか30人だかで、おっしょさんは帰宅後、くたびれきってばたんきゅうしたそうで。

 

おかしな寝かたをしてしまったことに気付いたのは翌朝。

 

布団から起き上がることも出来ず、ご主人(私の専門学校時代の恩師で、卒論の指導教官でした)を

 

「ぱぁぁぱぁぁぁあああ!!」

(パパと呼んでるので)

と叫んで起こしてもらわないと、起き上がることも出来ない状態。

 

いわゆるぎっくり腰です。

 

その翌日、私のところにお見えになられたときも、まだ足が床から右も左も1センチもあげられない。体は曲げられない。座ろうにも座ったらおしりが痛い。

 

服も全部ご主人に着させてもらったそうです。

 

私が治療してるとき、こんなことをおっしゃってました。

 

「あ~~~そうや。あんたに治療してもらうとき、わたしいっつも上からおしりまでしかしてもらってなかったなぁ。だから足は今まで全然やらんかったから、今回こんなになったんやね。・・・・・・・ああ、神様!もう鍼がイヤだとか、キライとか言いません! これからはちゃんと全身治療受けます!! だから早く良くならせてください・・・!」

 

師匠は普段からこんなおっしゃりようなんですが、私が初めて見る神妙さで、治療しながらこの呟きを延々聴かされるのが、真面目な顔をして治療するのが、辛い。。。私が!

 

 

鍼はそういうわけで全身が良いです。

 

鍼は全身メンテナンスで本領を発揮します。

 

月に一回~から数回、どっこも悪くないなと思っていても、全身メンテナンスを続けてみてください。

 

繁盛店の店主さんにはこの時期、特にオススメします。

 

おっしょさんは根性で仕事しながら治しましたが、それは弟子が(師匠ほど繁盛してなくてヒマだから)週に3回往診して、なんとかなった話なので。

 

倒れるわけにはいかない人のための鍼灸です。

 

 

ちなみに、ちゃんと治療費を払ってくださってます。

「これくらい治せたら喜んで治療費払ったるわ!」

と、言われました。

 

 

 

 

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