なにかを実現したいなら、年初に抱負を立てるより、来年の予算を立てるべしという話。
一つは、話し方の学校のアドバンスコースに参加することにしたこと。
もう一つはピラティスを始めること。
私は治療家なので、治療するのが仕事だ。
どこか悪い・・・例えばぎっくり腰になった、首を寝違えた、そういうのを治したとして、患者さんは予後のことを気にする。
治った後、どういう風に暮らしたらよいですか。
どういう運動をしたらよいですか、と必ず聞かれる。
去年、私はその答えをある古武術系の運動療法に求めたけれど、結果から言って、それは完全に失敗だった。
見て盗め的な、日本の悪しき伝統、昔からよくある教えない系だったので、習ってもさ~~っぱり分からない。な~んにもできるようにならない。
これじゃダメだ。患者さんに何にも伝えられない。
日本人は器用だし根気もある、すばらしいと思うが、それが足を引っ張る場合もある。
それは積み上げがへたなこと。
人から人に技を伝えるのだけど、一子相伝、わかる奴だけわかる、みたいなのが多い。
人が変わると話も変わる。
役所に行っても、担当者が変わると話が違うやんけ!ということがよくある。
法治主義というより、人治主義がまだ幅を利かせてるような。
西洋式は、多民族がいることが前提で、能力も得意不得意もそれぞれ違うのが当たり前だからか、ルールはわかりやすい。決まったことは基本的に変えない。誰がやっても同じ結果が出るように設計する。
不器用で運動も嫌いな私には、メソッドがはっきりしてて、正しいやりかたでやりさえすれば、時間はかかってもゴールに確実に到達できる西洋式が向いている。
もちろんそのピラティスは、前にこのブログで書いた、ピラティスインストラクターあーちゃんオススメの、Y先生の下でマシントレーニングをする。
ざっくりこの二つが、私がお金を使って2018年上半期にやることだ。
少なくとも話し方の学校は半年、2月から夏まで続ける。ピラティスも同じくらい続ける予定だが、必要に応じてもう少し伸ばすかもしれない。
きっと2018年も面白くなるに違いないと、この二つの予算を立てただけでそう思える。
それにこの二つは、治療のレベルも、治療院経営という点でも、私を成長させてくれるはずだ。
2018年が今から楽しみだ。
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