ほとんど二十年ぶりに、大学時代の友人に会った。
年賀状に会って謝りたいことがあると書いたら、なんと昨日連絡があり、
明日大阪出張だから、時間ある?と。
その迅速な行動力に、彼が社会に出てビジネスの世界で確かに揉まれてきたんだということを感じた。
私のこの二十年の話は、誰にでもは話せないことも多く、
なのに洗いざらい、特に飾り立てる必要も感じず、ただ話した。
逆に最近結婚し、一児に恵まれた友人の話もただ聞いた。
幸運もあり、不幸もあり、
やっと今ここにたどり着いたことに、
お互いおめでとうという言葉を贈りあえた。
それは長い長い、人生百年時代の、ほとんど最初の踊り場に過ぎないことを、
就職超氷河期世代同士、
よーっく分かっているのだけれど、
それだからこそ、良かったね、とエールしあえた。
これまでの四十年とちょっと。
これからの四十年とちょっと(?)
次はいつ会えるだろう。
遠くでエールを送り合う仲間。
それにしても、割と月並みな言葉しか言えない。
しかし、しみじみ…しみじみ、お互い、生きてて、安心したわ。
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